21
さて、準備は整った……。
ーーーーーーーーside現実?
「起きなさい!桜!何時まで寝てるの!起きなさい!ー桜!学校でしょ!」
私、追いつかれたはずじゃ……
え?
いつもの何気ない動作で壁でかけてある時計に目をやると8時20分を指していた。
やば!こんな時間!遅刻する!
"カチ、カチ、カチ、"
「起きなさい!桜!何時まで寝てるの!起きなさい!ー桜!学校でしょ!」
お母さん!聞こえてるってば!
「起きなさい!桜!何時まで寝てるの!起きなさい!ー桜!学校でしょ!」
私はさっさと着替えて母の待つリビングへと向かった…
『っ!?』
言葉を失った。
「テケーリ・リ」
「sssssssssssss…さkk、くぁw背drftgyふじこlp;@:「ssakkkurprra」」
そこで待っていたのは暖かい朝食と慣れ親しんだ母の顔ではなく、
タールのような玉虫色の不定形の化け物が既に意図切れた母の声帯を冒涜的に弄んでいる姿だった……。
「っぁ!?」
声にならない叫びが喉の奥、いやさらに深い部分からの恐怖を叫びその場から走り逃げ出した。
この時私は既に母の遺体が化け物に弄そばれている事に対する怒りなどを覚える余裕などなかった。
私の頭の中は本能が生物の原始的な警告に従い
『圧倒的上位者からの逃走』
を最優先に処理していた。そんなことを考えていてはあのは化け物に殺される事を身体は、精神は、本能はしっかりと"覚えていた"。
真なる恐怖を……
真なる狂気を……
そして、私もまた……
彼らの同類である事を、
彼らの同族に堕ちた…いや昇華した事を……
理解した。
理解させられた。
迫り来る狂気の中で無意識ながらに使っていた事を…"指先が鋭い爪…のようなものへと変化する"
化け物の同族は既に"私の"中にいることを……、
そして私は"半端者"になってしまった事を……。
「……██████」
故に祝符を述べよう、
『私は我とし
我は私とし
全てを受けいれ
全てを否定し
死を孕みし
生を孕みし
我が身を化身とす
我が身を黒山羊とす
我らの行先に幸あれ
我らの旅路に幸あれ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
祝符の言霊の影響だろうか
それとも
『キャラ』と混ざりあったことの影響だろうか。
従魔の繋がりとは厄介なものなのだろう。
私の中にまで『キャラ』が入り込み混ざり込むとは……
みるみるうちに体が火照り立っていられなくなる。
地面に倒れふす時、私の身体が黒い帯が飛び出し
私を囲むように展開していく。
最終的にはまるで繭のような形状となった所で私の意識は途絶えた。
私の身体が作り変えられていく感覚と
まるで羊水に漬かっている、母親の胎内にいるかのような安心感が湧き出て
途絶えた意識は眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
明後日に再来週以降のの書きだめ書かないと……(^q^)テスト近すぎるんだよー!?
ーーーーーーーーーーーー
気に入って頂けたら感想、ブックマークよろしくお願いします。レビューも是非……。
筆者のモチベが爆上がりします。
ーーーーーー
誤字脱字等の指摘よろしくお願いします。




