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魔力ゼロの真の勇者  作者: ねろ
10/29

8話 隠蔽

馬車で移動していた時の事



「あ、」



翼はある事を思った。



俺達4人ってステータス隠蔽とかした方がいいんじゃね?それと、俺以外の3人は、見た目大丈夫か?



4人達…特に翼は、ステータスを人に見せれるものでは無くなっていた。このままだと、冒険者ギルドに行った時に困るんじゃないか、と。



翼の心読んだエリが言った。



「…私達って、聖剣と魔剣であり、神級精霊だもんね。それに、サリエルは四大天使だし…」



それに続けて、レイが



「…サリエルはただ…人の姿になればいいだけ…でもレイ達は…剣…どうすればいい?」



少し悲しそうにそう言った。



これには、困った。



聖剣と魔剣…しかも最上級の…。このふたつを持ってて、しかも神級精霊ときた。確かにこれだと、俺達が目立って…



「あ、そうだ。」

「2人とも、人間の姿なって戦うっていうのは?どう?もちろん、姿変えて。」



俺はそう提案した。



「え?でもそれだと…」



「…翼くん…なんの剣使うの?…」



2人は不思議そうに、そして心配そうに言った。



「俺は…そうだなぁ。創造で適当に作ったやつを使うよ。」



「…そっか。まあ、そうだよね。」



「…翼くん…レイ…使わない」



2人は寂しそうにそう言った。



「…まあ、ほんとにヤバくなったら、もちろんお前らを使うけどな。(頼れる剣だし(ボソッ))」



「ん?最後なんか言った〜?」



エリは気づいたのか、少しニヤニヤしながら言ってきた。



「え?ななんも言ってないけど笑」



「…翼くん…レイ…使う」



レイは喜んでいたのか、笑顔だった。



…可愛かった笑。



「よし、じゃあ、ステータス隠蔽するか。って…こいついつまで寝てんだよ…」



翼は、隣で気持ちよさそうに寝ていたサリエルに向けてそう言った。



「ほら、サリエル起きて!」



エリが起こそうとする。



「…あ、おはようございます皆さん。………どうしたんですか?皆さん黙っちゃって。」



「あのなぁ、今何時だと思ってる?」



実際、今は11時くらいだ。まあ、遅いよな。



サリエルはそれに気づき、



「…すみません、なんか、変な夢を見てしまったせいでしょうか…」



「へぇ、どんな夢?」



エリが興味をもって聞き返した。



「えと、馬車の中で、その、翼とレイが…一緒に寝ていて、つつ、翼がレイのむ、胸を……!」



「「「..................。」」」



3人は、一瞬で黙った。レイは顔が真っ赤に染まっている。翼なんて、顔が固まる程だ。



「あ、あくまで、あくまでも夢の話ですからね!気にしないでください!」



「そ、そうだよな!ゆ、夢だよな!あはは…」



「…夢…怖い…」



「ほんとに夢だったのかな〜笑。」



翼とレイは同様を隠せずにいた。



エリは、1人、凄く楽しそうだった。



「ま、まあ、その話は置いといて。」


「エリとレイと話したんだけど、サリエル、これから街に行くわけだから、


…….........というわけだ。」



翼は、さっき話したことをサリエルにもう1度言った。



「なるほど…確かに、言われてみればそうですね。…いいですね。人の姿も楽しそうですし笑。」



サリエルは笑顔で言ってくれた。



「よし、そうと決まれば、早速ステータス隠蔽をするわけだが、みんな隠蔽スキル持ってるな?」



3人が頷く。



「じゃあ、あとは各自に任せる。」



「はーい。」



「…がんばる」



「分かりました。」



…でも、ステータス隠蔽って難しいな。強い、弱いの基準が分からないからなぁ。まあ、適当にやってみるか。



30分後



「みんな出来たかー?」



翼が呼びかける



「出来たよー!」



「…できた」



「出来ました」



「じゃあ、見せ合おうか。俺からいくぜ。」



「ステータスオープン」






※【⠀】は、本来のもの




葉坂翼(はさかつばさ)





<人間族>【人間族?】





Lv60【135】




HP 55000【1350000】



MP      0【0】



攻撃力 50000【1280000】



防御力 50000【1360000】



魔法防御力 48000【1060000】



物理防御力 48000【1060000】



俊敏性 51000【1070000】



知力 61000【1251000】



運     35000【600000】





<称号>


創造神の加護


勇者見習い




<スキル>



※元々のスキルレベルは全て10です


身体強化Lv5 HP自動回復Lv5


覇気Lv3 体術Lv5 剣術Lv5


アイテムボックスLv3 鑑定Lv7


飛行 言語理解


全属性耐性Lv3


隠蔽Lv3 創造Lv6





<魔法>


なし






「…まあ、そんなもんよね。」



3人は納得したように頷いていた。



「次は私ね。」



「ステータスオープン!」






<エリ>【エリ 聖剣エクスカリバー】





<人間族>【妖精族】





Lv55【99】




HP 46000【250000】



MP    45000【290000】



攻撃力 42000【230000】



防御力    70000【310000】



魔法防御力 35000【150000】



物理防御力 35000【160000】



俊敏性 41000【210000】



知力 26000【175000】



運      23000【300000】





<称号>


神級精霊の加護



<スキル>


身体強化Lv3【10】 隠蔽Lv2【10】


飛行 言語理解 鑑定Lv5【10】


全属性耐性Lv3【5】 剣術Lv5






<魔法>


光魔法Lv5【10】 回復魔法Lv5【10】


結界魔法Lv5【10】 風魔法Lv3【5】


精霊魔法Lv3【10】






特に言うことがない…



「次行こ」



「…次…レイ…」



「…ステータス…オープン」






<レイ>【レイ(魔剣レーヴァテイン)】





<人間族>【精霊族】





Lv55【99】




HP 46000【270000】



MP    44000【270000】



攻撃力 54000【350000】



防御力     50000【273000】



魔法防御力 40000【130000】



物理防御力 41000【143000】



俊敏性 43000【210000】



知力 43000【215000】



運      45000【260000】





<称号>


神級精霊の加護



<スキル>



身体強化Lv5【10】 隠蔽Lv5【10】


飛行 言語理解 体術Lv5【10】


全属性耐性Lv3【5】 剣術Lv5






<魔法>


炎魔法Lv5【10】 土魔法Lv5【10】


結界魔法Lv5【10】 精霊魔法Lv3【10】


闇魔法Lv3【5】




「最後は私ですね。」



「ステータスオープン」







<サエル>【サリエル(四大天使)】





<人間族>【女神族】





Lv45【99】




HP 34000【150000】



MP    36000【190000】



攻撃力 35000【130000】



防御力 32000【150000】



魔法防御力 33000【150000】



物理防御力 32000【160000】



俊敏性 30000【110000】



知力 41000【375000】



運      35000【200000】





<称号>


帝級天使の加護


絶対神の加護



<スキル>



身体強化Lv5【10】


飛行 言語理解 女神スキルLv5【10】


全属性耐性Lv3【6】 隠蔽Lv3【10】






<魔法>


光魔法Lv5【10】 回復魔法Lv5【5】


結界魔法Lv5【5】 風魔法Lv5【5】


水魔法Lv5【5】




「…まあ、みんな同じくらいだな。」



みんなのステータスを見せ終わったが、…まあ、この位で大丈夫だろ。


と翼は感じた。



「次は、外観だな。…サエル?」



「4人だけの時は、サリエルでいいですよ。」



「分かった。サリエル。お前は、その翼を消すだけでいい。出来るか?」



サリエルの背中には、綺麗な4対の翼が生えていた。…流石にこれだと天使だと分かる。



「はい、出来ますよ。」



サリエルがそう言うと、背中に生えていた翼が消えた。



「サリエルはこれでいいな。」



「エリとレイは、そのままでもオーラ隠せるか?」



エリとレイは、神級精霊なだけあって、相当なオーラを纏っていた。



このままだと、すぐバレてしまう。



「もちろん!私を誰だと思ってるのよ。」



「…楽勝」



「…よし、これでいいな。2人とも、見た目は人間とほとんど変わんないからな。」



翼は、2人のオーラが消えたのを確認してそう言った。



「これで街に入れるな…」



安心する翼であった。







補足


<隠蔽>

·自分の姿、ステータスなどあらゆるものを隠蔽することが出来る。

·隠蔽する前の力を出せないように制限をかけることも出来る。(隠蔽を解除すると元に戻る)








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