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裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長

 ちょっとしたアクシデントじゃ済まないこともあったが、憧れの寮生活が始まった。


 ま、寮といっても家にいる時とやることは変わらないけど、ご飯は学園内にある食堂で食べて、それ以外の時間はラノベや漫画を読み漁りみたいな感じだ。

 一応学園内にあるダンジョンに行こうとしたがまだ授業が始まってないのと一人では危険だと言われ行けず。

 3日ほど割とぐ~たらして過ごしていたはずだったのに、今、何故か扉の前にゴツイオッサンが立っています。


「すみません、泰斗様ですか、ちょっとこちらにいらしてはくれませんでしょうか」

 どうしよう、めっちゃ怖いんだけど、なんかされたことはないけどヤクザの取り立てみた、どうする居留守するか。


「いないのですか、あの、もしかして居留守してますか」

 ばれてる、しょうがない最悪戦うことも考えて出るか。


「はい、すみません、います、あのう、どういった理由で私の所にいらしたのですか」

「あ、いらっしゃたのですね。実はですね今日は泰斗様を裏ダンジョン連合にご招待するために来ました」

「裏ダンジョン連合?それって実在したの」

「もちろんですとも、ささどうぞ早くこちらに」


 ほんで、言われるがままにゴツイオッサンについていくと、いつものダンジョン連合支部とほとんど同じ様な作りの場所に行かされ、そこから、更に前行った応接室に似たような場所に案内された。

 案内された先には、前助けた女性と立派な髭のお爺ちゃんがいた。


「フォ、フォ、フォ、よく来たの泰斗よいや、裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長よ」

 立派な髭のお爺ちゃんが髭をさすりながらそう言ってくるが言い返す。


「裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長?いやいや、いきなりなんですか、そもそも俺そんなものに入るって言いましたっけ」

「はて?どういう事じゃ、玲香、確かお前どんな部隊にでも入らせても良いと了承は取ったといったはずじゃったよな」


「え~と、あの、泰斗君今入るって元気よく言ってくれないかな」

「玲香減給な」

「そんな、それだけはご勘弁を」

「それ以上余計なことを言うともっと減給するぞ」

「はい、すみません」

 どうでもいいけど何か凄いギャグみたいやな。つか前助けた女性玲香さんって言うんだ。


「さて、泰斗よ。すまないが裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長になるつもりはないか、もちろんただでとは言わん、裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊長になれば高い給料に危険な敵との死闘、ダンジョン連合でかなり高い地位につけるし、ダンジョン連合内の鑑定や武器の修復なんかが完全無料、他にも優先的にスキルの書や武器防具、アイテムを渡すし、何かあっても大抵の犯罪行為は見逃される超凄いものなじゃ」


 確かに俺にとって魅力的な提案だな。しかし、俺は自由が好きだもし拘束されるようなら駄目だな。もし特に拘束されないようだったらやってみるのもありかな。


「どのくらい拘束されますかね」

「ほとんど拘束はしないし、お主ならばとても簡単な仕事じゃ、どうする」

 そうか、それなら決まっている。


「お願いします」

「そうか、ありがとう、これで肩の荷が下りた、早速じゃがお主に依頼をしよう、それはなお主のクラスの監視じゃ」

「監視?」


「ああSクラスには、何かと化け物が多いお主を含めてな、そう言った化け物を監視する人が必要なんだが、それにお主を選んだわけだが」

「ん、お主を含めてって、俺の事も化け物認定してない」


「当たり前じゃろ、お主なんて化け物の中の化け物じゃぞ」

「そうか、ちょっと傷つくな、あれでもじゃ何で、その監視を俺に頼むんだ」


「それは玲香の推薦だからじゃよ」

「玲香さんの推薦ってどういう意味ですか?」

「ああ、そうか、お主は玲香のスキルを知らんのか、玲香のスキル持つスキルの一つに魂鑑定というのがあっての、このスキルがその名の通り相手の魂を見極めるスキルじゃよ、その結果お主は信頼できる人間と判断されたわけじゃ、まてなわけで、Sクラスの監視頼んだぞ、ほい、これがSクラスの人の個人情報でこれが儂の電話番号それと裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長の証であるカードじゃ、まあ何か合ったら電話しとくれ、ほな、帰っていいぞ」


「あ、はい」


 そうして気が付いたら言われるままに俺は裏ダンジョン連合特別部隊十一番隊隊長になっていた。

皆オラにブックマークとポイントを分けとくれ。

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