表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

161/167

現実世界のダンジョンで俺TUEEEは出来ません

「さて。今からどうしようか?取り敢えず俺の実家と寮にハニトラなり、まあ何かしらのトラップが仕掛けられてる可能性が高そうだな。いやまあ楽しそうではあるが。穏便に排除させるか?」


【眷属。俺の実家と寮に不審者がいないか調べろ?】

【主様の実家にも寮にも誰もいませんが?】


【え?マジ?】

【はい。マジであります】


【ああ。そうか。オッケー。ありがとう】

 なるほどね。まあ流石にそこまで手は早くないか。


 となると今からどうしようか?

 普通に無視でいいかな?まあ別に俺はもちろん俺の周りに危害が加わることはないだろうからな。ぶっちゃけ俺の眷属達を超える化け物がいるとは想像が出来ないしな。

 それにもし何かあったとしても最悪世界最強である俺が一瞬で転移出来して全部力で解決すればいいだけの話だ。

 まあ安全だな。


 そうすると普通にグウタラ生活をする感じでいいかな?


 うん。それでいいや。別に今何かした所でどうにかなるわけじゃないし。普通にグウタラ楽しく過ごしますか。


 となると今から何をしましょうか?


 久しぶりにダンジョン探索でもするか?

 でも行くとしたらどこに行こうか?やっぱり闇系統ダンジョンかな?

 いやでも正直に言ってダンジョン余裕なんだよな。


 だって俺最強だもん。


 多分チート系主人公最強ラノベみたいな感じで頭おかしいだろってくらい無双できると思う。


 まあ考えても見ろよ。

 全ての魔物に対して死ねと言っただけで殺せるんだぞ。強すぎるやろって、なんかそんな感じのラノベあったな。読んだ記憶があるわ。

 となると俺はラノベ主人公じゃないか。


 ハハハハハハハハハ。

 草生えるって。


 ハア。本気でどうしようか。

 いや何真面目な話。俺がダンジョン探索しても血沸き肉躍るって感じの戦いは多分訪れないだろうし。収穫物もなさそうなんだよな。

 だってスキルの書も要らない位持ってて、お金も腐る程ある。別に欲しいドロップ品があるわけでもない。武器防具とかもこと足りている。

 なんなら今使っている漆黒竜よりも良い武器・防具ってなるとって、まあそんなものないやろうな。


 う~ん。


 どうしようか。


 もう開き直ってダンジョンで無双しまくって俺TUEEEでもするかって。

 あ、でもそれしたらダンジョン連合の規約にある一定以上の強者がダンジョンを荒らして他の冒険者に迷惑をかける行為の禁止に引っかかるんだよな。確実に怒られるだろうな。


 もちろん俺のバックにはダンジョン連合で一番偉い創設者様がいるから大丈夫だけど。

 流石にアレだな。

 それに俺TUEEE系で大切である周りからの反応が確実に「お前規約違反するなよ」とか「荒らしやめろ」とかの嫌な反応されるだろうな。

 まあ、俺が悪いからしょうがない反応だけど。

 これが褒められてスゲーってなったら良いんやけど。流石に嫌な反応されたくないな。俺はドМじゃないからその領域には辿り着けないわ。


 そうするとダンジョンで俺TUEEEは無しかな。

 ダンジョン行くのやめる、いや一旦見送るか。あ、そういえば天神からダンジョン貰って気がするなって、まあ気の利く眷族のことだもう今頃攻略してドロップ品自動生成ダンジョンにしてるだろうな。

 何なら俺が異世界に行ってる間に勝手にダンジョン攻略して勝ってドロップ品自動生成ダンジョンにしたらしいし。

 そのことは俺がラノベ読んでる時に後出しで言われたんだけど。まあさして気にしてなくってすぐに忘れたけど。それされると本格的に俺がダンジョンに行く理由がなくなるね。


 他にしたいことはアニメの消化とか?いやでもそれはそれで結構最近終わってきたし、何かモチベーションが上がらない。大分アニメ見たからな。

 スキルの書の消化とかはもっと面倒くさいし。

 ラノベの消化も、まあ、何だろう少しラノベ疲れてきたんだよな。それに結構読んだし。大分読みたいの減ってきて新刊待機状態なんだよな。


 あ、そうだ。漫画の消化でもするか。


 やっぱりラノベもいいけど。漫画の方が読みやすいし理解しやすいからね。

 ぶっちゃけ作品によってはラノベよりも漫画の方が面白いってのはあるわ。


 まあ。一部ラノベの方が面白い作者さん神もいるけど。


 さてじゃあ漫画読みますか。


 そうして俺は寮に死霊転移してベットに寝っ転がると適当に漫画を開いて読み始めた。


 5時間後


 読みたかった漫画を幾つか読み漁り程よい充足感と満足感を満喫しながら今の時刻を確認するためスマホを開く。


「あ。もう7時やん。飯でも食べるか」


「でも。どこで食べようか?久しぶりに一人で外食でもするか。いや何なら一人で外食初めてかも。まあ記念的な意味合いもかねて適当に高級焼肉店でも一人で行くか」


 俺はそう結論を出したら今手に持ってるスマホで近場の高級焼肉店を調べる。


 幾つかヒットしたがほとんど予約制でありもちろん予約先は半年先までびっしりだった。

 まあ、それはそうだなって思いつつ。今から行けそうな場所あるかなと探すが都合よく出て来る訳もなく、その間に俺の口は焼肉の口になる。

 こうなってくると意地でも焼肉を食べたくなってくる。


「どうしようか?取り敢えず眷族に頼るか」


【おい。眷族共。美味しい焼肉店知ってるか?】


【それでしたら主様。私が良い場所を知っております】


 今日眷族にした明翫天竺の首領からすぐに返事が来る。

 何となく勝手なイメージだが裏社会の首領のお勧めする店って絶対美味しいやん。


【おお。それはいいね。じゃあ場所を教えてくれ。そんで誰でもいいから眷族そこに向かってくれ】


【そうおっしゃると思いまして、もう既に私の部下を向かわせております】


【流石だな。行動が早い】


【ありがとうございます。それと主様どうやら他に客がいたようなのですが追い出しましょうか?】


【別にそれはせんでいいよ。俺がいきなり言い出したんだし、後当たり前だがその客に危害は加えるなよ】


【分かりました主様。ではそのように】


「さて、これで焼き肉店に行けるな。という訳で早速死霊転移」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ