ダンジョン国際連盟
ダンジョン国際連盟。
ダンジョンという物が出現して数年後互いの情報共有と戦争回避に魔物暴走の際に相互補助をするなど様々なダンジョンに関する扱いを取り決めて作られた国際連盟。
設立当初はほぼ全ての国が参加をしていた。
だがしかしダンジョン連合が設立されてその力を急激に拡大していってからは話が変わった。
まず最初に日本が脱退を表明し、その後ダンジョン連合に押せられる形でダンジョン連合との癒着及び協力関係が強い国から順に脱退をしていった。
そして今現在ダンジョン国際連盟は全盛期の半数以上の国が脱退をしてダンジョン連合の格下組織という形でかろうじで成り立っている組織となった。
だがしかしそれでもダンジョン連合という組織を除けば世界で最も大きな組織であり、力を持っている。
加盟国のみではあるが世界各地に広がる支部にダンジョン連合には及ばないものの世界のダンジョンの2割を管理しており、所属している冒険者もあの超絶大英雄純武やダンジョン連合創設者・天神 喰臥といった人の道を軽々と離れた神にすら届きうるとされる化け物には及ばないものの英雄・北 栄介や日本の自衛隊レベルの部下を抱えている。
持っている戦力としてはかなりの物である。
だがしかしダンジョン連合が台頭する前までは実に6割以上のダンジョンを管理していた。
それがダンジョン連合の手によってそのダンジョンの利権のほとんどを奪われた。
だからこそ自分たちの利権を奪ったダンジョン連合に対して恨みを持っており時折ダンジョン連合に対して嫌がらせや妨害工作を行っている。
ダンジョン連合の学園祭にて嫌がらせを行ったのもダンジョン国際連盟に仕業である。
そんなダンジョン国際連盟にて今現在緊急会議が開かれている。
いくつが議題はあるが、この緊急会議が開かれた理由は一つ。
上野 泰斗という存在についてだ。
元々彼については多少の情報が上がっていたがしかし。ダンジョン連合の作る学園に通ってることや裏ダンジョン連合に加入してることを加味されて仲間に引き込むのも難しく、また戦力として強いものの超絶大英雄純武やダンジョン連合創設者・天神 喰臥に並ぶ程の強者ではなかった為に無理して仲間にする必要のない存在と認知されていた。
むしろ下手に手を出してこちらに甚大な被害を出す可能性もあったかから基本的には要警戒という形で終わっていた。
だがしかし今は話が違う。
彼が行った日本という犯罪組織の全ての壊滅は超絶大英雄やダンジョン連合創設者の天神 喰臥に並ぶいやそれ以上の力を持つ証明であり、たった一人で国一つと戦える証明であった。
否、下手をしたら一つの国どころか日本以外の全ての国を敵に回しても勝てる可能性を持っている存在であった。
何故ならば日本は世界で最も多いダンジョンを持ち、最も強い存在が多くいる国。
そんな国にある多数の犯罪組織を数時間で全て壊滅させた上で全てを自身の手中に収めたのだ。
それはつまり彼の戦力はたったの数時間足らずで何十万・何百万という強者をほとんどの被害を出さずに殺し、そして殺した相手は無条件で強化をした上で自身の戦力と出来る力を持っていることの証明である。
更に各国のスパイや冒険者達からもたらされた情報を統合すると。上野 泰斗という存在の力が予想が出来る。
そして予想された力は異常の一言である。
まず最初に彼が作り出した死霊と呼ばれる骸骨や幽霊などの眷属が何十万。更にこの眷属は自由に蘇り殺しても殺してもすぐに復活出来る恐ろしき存在である。
その他異様に強い存在が最低でも4体以上。この存在は1体で下手な英雄を余裕で凌駕する力を持っている。
更に何千という竜を皆殺しに出来る漆黒の竜。
更に今回の件で数十万・数百万の強化された犯罪組織の人間。
そして最後にたった一人で日本で最も大きな犯罪組織である明翫天竺を滅ぼし、上記の存在全ての支配者であり、圧倒的な力を持ち、眷属を抜きにした個人の力のみで超絶大英雄純武やダンジョン連合創設者天神 喰臥に及ぶ力を持ってるとされる存在・上野 泰斗。
この圧倒的な力をたった個人で持っている。
上野 泰斗がもしもやろうと思えば世界の誰も逆らえない。誰も勝てない。文字通り世界の支配者にだってなれる存在。
そんな存在をダンジョン国際連盟は恐怖した。
そして今その存在に対しての対処法を考えるための会議が行われようとしていた。
皆オラにポイントをわけとくれ。
少し短くてすみません。




