懐かしさにかられることってよくあるよね
昨日は更新できなくてすみません。
新しく出来た友人である真司と漫画喫茶で満喫をして。結構楽しく過ごした。
そんでそのまま時間を忘れて漫画喫茶内で徹夜で漫画を読み更けていた。
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「あ~。読み終わった。真司に勧められた全85巻の長編漫画。読み切ったわ。いやはや超絶面白かったわ。こんな面白い漫画を読んだことないとは俺もまだまだだな。しかもどうやら外伝がラノベであるらしいし、買って読みますか。しかも作者があの群青劇ラノベで有名なあの人とは。いやはや素晴らしいな。絶対に面白いやん。なあ、真司もそう思うだろって、あれ?寝てる?」
俺は隣にいる真司に話しかけようとして気が付く。真司が目を瞑りスヤスヤといびきを立ててるということに。
「あ~。完璧に寝てるな。そういえばもう朝だな。俺は死霊神だから寝なくてもいいが、真司は普通に人間だからな。眠気には勝てないか。でも、どうしようか。起こすか?起こさないか?」
・・・・・・・・・
「よし、決めた。起こさないで上げるか。起きるまでの間漫画でも読んで待ってあげるか」
俺はそう結論を出すと、席を立ちさっきまで読んでいた長編漫画を返却棚に置くと、新しく読む漫画を探し始める。
暫く探していると。最近リメイク版が放送されたアニメの原作漫画を見つけたので、一応読んだことはあるが、せっかくだし二周目もいいかなと思い。手に取り部屋に持っていく。
そうして一巻から軽い懐かしさを思いながら読み進めていく。
2時間後。
「あれ?もしかして俺寝てた?」
真司が目を覚ました。
「おはよう。ガッツリ寝てたぞ」
俺は今読んでいた漫画を閉じて机の上に置きそういってあげる。
「そうか。いや。すまねえな」
「いや。別に気にしなくてもいいよ」
「ありがとう。あ、そういえば今何時だ?」
そう言われて俺は自分のスマホを確認して時間を見る。
9時12分と表示されていた。
「9時過ぎぐらいだな。どうした?何か予定でもあったのか?」
「いや。まだ、大丈夫だ。少し危なかったが。いや何だ。12時から少しやらなければならない危ない仕事があってな」
「そうなんだ。まあ、頑張ってくれ」
当たり前だがそれがどんな仕事かなんて野暮な事を聞くつもりはない。
「おう。頑張って来るよ」
「まあ、もしも困ったら俺の眷族である死霊虫を渡しとくから何か言ってくれ?あ、もしも死霊虫が嫌だったら止めておくが。もちろん死霊虫を使ってのプライバシー侵害とかはするつもりは一切無いよ」
せっかく仲良くなれたんで、その仕事とやらが何かは分からないが死なれたら困るんでそう提案する。
因みに死霊虫を断られたら。まあ何もしない。だって嫌がるようなことをするのは友人ではないと思うからな。
そんで死んだらその時はその時やろ。死体がある程度残っていれば蘇生出来るし。
「じゃあ。お願いるよ。いや~、あの天下の死霊神の眷族が常についてくれるのであれば非常に心強いは」
「そうか。あの天下の死霊神ねえ、言うじゃないか」
「まあな。フフフ」
「ハハハ」
何か急におかしく思えて笑ってしまう。
やっぱり友人ってのはいいな。
「それじゃあ。俺は仕事の準備をするので帰るわ」
「おう。じゃあ、俺はこの漫画を切の良い所まで読み終わったら帰るわ」
「あ~ね。確かに中途半端な所で漫画を読むのやめるとモヤモヤするからな」
「そうだな。まあ、気を付けろよ」
「おう。忠告ありがとう。じゃあな。また一緒に漫画喫茶行こうな」
「ああ。もちろんだとも」
そうして真司は漫画喫茶から出ていった。
もちろんその間にしっかりと死霊虫は付けている。
「さて。続き読みますか」
俺は漫画の続きを読み始めた。
1時間後
「よし。切りの良い所まで読み終わったな。さて、家に、いや寮に帰るか。漫画の続きは眷族に買わせて寮で読もっと」
俺は一人そう呟きながら、眷族にせっかくなので読み直しも考えて全巻買うように指示を出した後、漫画を返却棚に戻してからレジに行き会計を済ませる。
会計が終わったら外に出て転移しよう思ったがせっかくなので歩くことにする。
まあ、何だ。転移ばかりじゃなくて歩くのもいいかなって思ったんだ。
そうして暫く歩いてて気が付く。
そう言えば俺ここ初めてだったなって。
ようは正直に白状をすると完璧に迷子になったというわけだ。
それでまあ今現在図書館の目の前にいる。
いや、マジで何処だよ。初めて見た図書館なのだが。
でも凄い懐かしいな~。図書館。昔はよく行ってたな。基本的におこずかいをほとんどをダンジョン委潜るために貯めてたからなラノベのほとんどは図書館に行って借りてたからな。
うわ。懐かしい。あそこの図書館のラノベの種類が非常に豊富だったから、俺はラノベに嵌って、こうして今金があるんで爆買いしてんだよな。
うわ~。メチャクチャに懐かしいな。
久しぶりにあの図書館に行ってみたくなったな。
よし決めたせっかくだし行くか。
「というわけだから家の前まで死霊転移」
俺は家の前に死霊転移をして、今までお世話になった図書館目指して歩き始めるのだった。




