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新たな階層発見 ダンジョン58日目

 ダンジョン58日目途中


「さ~て、気を取り直してダンジョンに潜るか」

 そして、いつものように大きなドラゴンゾンビの周回をしようとして、見つけてしまった、次の階層への扉を。


「あれ、前来た時はなかったのに、ある?何故に・・・あ、もしかしてレア魔物を倒したからとか、ありえるな。まあいいか、それにレア魔物すら倒せるんだし次の階層も余裕だろう。早速挑戦だ、ゴ~、ゴ~、ゴ~~~」

 もう、次の階層はないと思ってたけど、あったため、その喜びのせいか、かなりの上機嫌で次の階層へと向かう。


 てくてくてく


【鎧のお化け】が現れた、剣を一振りしたら、魔石と黒色の金属片を落として消えていった。


「何だこの、金属片」

 触ってみると、そこそこ、重い、臭いは一切しない、触ってみた感触は、普通の鉄って感じだ、大きさは正方形で10センチ位かな。


「何に使うんだろう、これだけ重いと、かなりの力持ちじゃないと剣や盾には出来ないだろうし、う~ん、よし、取り敢えずは魔石と一緒に死霊にするか」


「死霊魔法・死霊創生、からの、死霊魔法・死霊強化」

 そう唱えると、金属片が蠢き100センチぐらいの鎧のお化けが生まれた。


「取り敢えずお前は鎧死霊だ、剣スケルトンと共に、魔石とスキルの書の回収を命じる」

 てなわけで、鎧死霊に命令を下して、また、魔物を倒すため探し始める。


 4時間後


 鎧死霊から13もスキルの書が出た、排出率がかなり高いと思った。1階層のクソ排出率に比べたら雲泥の差だな。マジで。


 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル皮膚硬化を獲得しました。

 スキル物理攻撃耐性を獲得しました。

 スキル物理攻撃耐性を獲得しました。

 スキル物理攻撃耐性を獲得しました。

 スキル物理攻撃耐性を獲得しました。

 スキル物理攻撃耐性を獲得しました。

 スキル闇魔法を獲得しました。

 スキル暗黒魔法を獲得しました。


「スキル暗黒魔法って何、めっちゃ強そうやな、まあでも今はいっか、後々何が出来るか考えていこう。それじゃあ、剣スケルトン、鎧死霊から魔石とスキルの書を受け取ってて、そういえば闇空間のスキルがあるからそういうのしなくてよくなったんだった。いや~本当に便利な魔法だ闇空間、特に眷族と共有できるのが良い、マジで覚えてよかった」


 本日の成果


 魔石24732個、スキルの書73個


「スキルの書かなり多いな、いや~、こうなってくると毎日、使うのめんどくさいし、1週間に1回一気にまとめて使うか」


「さてと、家に帰りますか」


 ――――――――――


 ちょっとした小話


 コイツちょこちょこ出します。


 前の話で主人公から剣貰ったクズ。


 俺の名前は横見 蒼井 不良、18歳だ。


 12歳の頃から悪さをするようになり、カツアゲやタバコを吸ったり、酒を飲んだりしていた。

 そんな彼だったが、いつものようにカツアゲしていたら、警察に見つかってしまい、補導され遊ぶ金が手に入らなくなった。

 てなわけで、短絡的な彼はダンジョンに潜ることにした。

 ネットで一番近いダンジョンを適当に調べて、(ろくに調べもせず)、ただ彼自身は喧嘩には自信があったし、余裕だと考えダンジョン連合とやらから装備を貸してもらい、ダンジョンに潜った。

 結果を言ったら化け物だった、剣を持ったスケルトンが襲いかかって来て。その化け物には彼の攻撃が一切通じず、ひたすらそいつを殺そうとしていたら、近くにスケルトンがいきなり現れて襲われ剣も防具もボロボロにされ命からがら逃げだした。


「見っともね~」


 そう思って彼は呟いた。

 彼は自分は強いかと思っていた、ダンジョンも楽勝だと思ってた。でも、ボロボロにされた、悔しかった、イライラした、本当にイライラした。


 ダンジョンから出ると自分よりも年下だろうガキがいた。

 イライラしてた彼はそのガキから剣をカツアゲした。カツアゲした剣は素人の俺でも分かるぐらい、禍々しい何かがあった。彼はぶっちゃけちょっとカッコイイと思ったらしい。

 そうして彼はそれがどんな剣か気になっため、ダンジョン連合に鑑定を頼んだ。

 そうしたら20万円を請求された。


「は、20万ってどういう事だよ」


 彼がそう叫ぶと。


「ですから、貸した装備を壊されたため、代金として20万円をお支払いすると、契約したじゃないですか」


「は、知らないよ、そんなもの、俺は絶対にお金を払わない」


「分かりました、それでしたら、加藤教官お願いします」


「おい、坊主、ちゃんとお金を払わないのは良くないぞ」


「は、うるせ・・・すみません」

 そこには、筋肉ムキムキで明らかに強そうな人がいた、敵うわけがねえ。彼は瞬時に悟った。


「おい、坊主、その腰にぶら下げてる剣どこで手に入れた」

 あれ、どう説明しよう、カツアゲしたなんて言ったら・・・どうする、どうする、なんていえばいい。


「え~と、あ、これはダンジョンで拾ったんですよ」


「そうか、因みにどこのダンジョンでそんな呪いの剣を拾ったんだ」


「え、呪いの剣って、どういう事」


「それはもちろん、その剣のことだよ、その剣はたぶん何千、何万と闇系の魔物を殺しまくりその怨念を宿した剣、更に長時間常人が死ぬレベルの闇の魔力を浴びて作られた剣だ、お前の身の丈に合っていない、この剣を使っていたら、呪い殺されるぞ、それで聞く、どこでそれを手に入れた」


「え~と、闇何とかダンジョンで」


「あ~、闇カスダンジョンか」


「そこです、そこ」


「噓だな、そんな剣がお前のような雑魚に手に入れるわけがない、もしかして盗んだか」

 あれ、おかしいな、ばれてる、いや、大丈夫だ盗んだんじゃない、カツアゲしたんだ、まあそれもよくないけど、あれ?じゃなんで、あのガキは持ってるんだ、あのガキも盗んだ、いや、なんで渡した、おかしい、まさかあのガキが強い。


「ま、良いか、別にその剣はそこまで高価な物でもなさそうだし、ただ異常な呪いを身にまとっているだけで元となった素材は安物っぽいし、元の持ち主もその剣が使えるのならば普通に良い剣を買うかドロップさせているだろうし、それで20万円はどうする」


「え~と」


「じゃ、借金ってことで、頑張れよ、せいぜいその呪いの剣に呪い殺されないようにな」


「えっと、この剣を売ることって可能ですか」


「無理、そんな、呪いの剣買いとれるわけないでしょ」

 おう、カツアゲなんてするんじゃなかった。

 ――――――――――


 スキル


 闇魔法290 身体強化186 精神強化764 骨強化83 魔力強化156 骨太96 打撃耐性89 状態異常耐性203 骨再生45 再生110 腐敗魔法81 肉体強化79 奇声46 腐敗耐性37 肉体再生53 異臭耐性26 美肉体49 美骨格52 腐敗強化61 死霊魔法57 精神魔法42

 毒魔法34 異形化8 指揮4 魔法耐性24 飛行128 吐息62 二刀流極1


 NEW


 皮膚硬化6  物理攻撃耐性5 暗黒魔法1


 配下

 闇助


 剣スケルトン973


 鎧死霊4539体


 死霊魔法


 死霊創生 死霊を作る魔法。魔石と何かしらのアイテムを使い新しい死霊を創ったりする時に使う魔法。

 死霊生産 死霊を作る魔法。死霊を大量に生産するときに使う魔法。もしくは人間を死霊にするときに使う魔法。

 死霊強化 死霊を強化する魔法。

 死霊爆破 死霊を爆破させて相手にダメージを与える魔法

 死霊探知 死霊を探知する魔法

 死霊憑依 死霊を憑依させて強くなる魔法。

 死霊感覚共有化 死霊と感覚を共有させる魔法。

 死霊転移 死霊のいる場所まで転移する魔法。逆も可能。

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