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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

死神の娘 〈シニガミノコ〉

作者:放浪猫
「あぁ…、くそ…!ちくしょうがぁー!」
 そう叫んだ父の声が、妙に印象的だった。
 豪々と燃え盛る車の中には母…。

 崩れかけた家の玄関から覗く故郷の町は、地獄の光景だった…。


 変わり果てた故郷、返らぬ家族…。
 全てを失った少女は一人、降りしきる雨の中、暗い町並みを歩き、ただ、生きた人間を、人の温もりを探し続けた。
 そんな彼女の前に現れたのは、裾の擦り切れた真っ黒なローブを纏った男。
 死神───────彼はそう呼ばれ、恐れられていた。
 彼は、戦争によって故郷も、友人も、愛した者も失い、争いを憎み続けて生きてきた者の成れ果ての姿だった。


 やがて夜が明け、鮮やかに色付いた空の下、灰色の町を背に、少女は変わり果てた故郷を去り、彼と供に生きる事を決めた。
 死神もまた、少女と生きる決意をした。



 これは、20年にも及ぶ争いの中に生まれ、生きた。一人の少女の物語だ。

(本文より一部抜粋)
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