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召喚獣召喚してみますか?

[河原]

...さすがにここまで来れば大丈夫だろう

俺の召喚獣...八咫烏か、初めて聞いた時は驚いたさ、まさか前の世界ではごくごく普通だった俺の召喚獣が、最強クラスと知ればな...

まぁ、一応?どんなものなのか見ておくのも大事だろう、母には悪いが召喚させてもらう!

「いっくぜぇ!!」

【召喚獣!!八咫烏!!】

「うおおおおお!きたきたきたきた!」

母と同じく、周りの空気を振動させながら出てきた魔法陣

「いっけえええええ!!」

ポン

「えっ」

俺が出した魔法陣から出てきたのは…黒いマントを着た...手乗りサイズの男の子だった、

「どうした大志よ、そんな鳩が豆鉄砲くらったような顔をして、私を呼び出すとは珍しいが今offモードだから戦闘は勘弁していただけんか」


「お、おうそうか!OFFモードなんだな!なんだよ!いやぁ、べつに戦闘とかじゃねえよ!ちょっとお前と話したいと思ってな」


「私とか、いったいどういう風の吹き回しだ?」

俺はここ数時間のことを全て八咫烏に話した


「そうか、大志貴様も大変だな…しかし何故だ、ひとつだけひっかかることがある、その話でいくとお前は俺の知ってる大志と別人なんだろう、ならば何故この世界だけにしかないと言われる加護である召喚が使えるのだ」


「そんなこと言われてもな…たしかに不思議だな、まぁこうして話ができてるんだからいいじゃねえか!」


「まぁそうだな、こうして前と変わらぬよう私も出てきてるあたり、貴様にも加護があったのだろうな」


なんだこいつ、最強クラスの召喚獣らしいが意思疎通もできるし普通にいいやつじゃねえか


「お前は、今の俺でも主人として受け入れられるのか?」


「ああ、記憶があるかないかなどそんなのは些細な違いだ、無いものはまた作ればいい、貴様がなぜこの世界に来てしまったのか、その原因の究明の方がはるかに大事だしな」


たしかに...どんな原理が働いてこの世界に俺は来てしまったのだろうか…まぁゆっくりと考えていくか、ところで


「お前って聞いた話では最強クラスらしいが...やっぱり今の姿を見てるとそんな気がしねえよ」


「それもそうだろうな、明日から学校なのだろう?明日になれば私の力がわかるさ」


「学校でか?なんだか嫌な予感しかしないんだが」


「安心しろ、力は抑える全力を出すと母上に怒られてしまうからな」


「そうか、なら明日また頼むぞ、割と召喚ってつかれるから休ませてくれ」


「ああ、体力をしっかりつけろ、また明日な」


「またな」


そう言って俺は母に教えてもらったとうり全身から力を抜くようにした、すると八咫烏はみるみる消えていなくなった、学校で召喚獣同士でも戦わせるのだろうか、そんなことを考えながら俺は家に帰る道を進んだ




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