始まりは突然
「ん...もうこんな時間か」
俺、足立大志はいつもどうり学校へ向かうためにいつもどうりの時間に起き、いつもどうり準備をして学校へ向かう
「行ってきまぁす」
そんないつもどうりの気の抜けた挨拶を俺はした、
「行ってらっしゃい~」
そんな母のフワフワとした返し、いつもどうりだ
ん...あれ、体が動かねぇ、意識が...な...んで...
「ん...あ、あれ、俺いつの間に...」
目をさますと、そこには俺を心配そうに見つめる母の顔があった
「大丈夫?たいちゃん?痛いとこない?」
どうやら俺は家を出た瞬間ぶっ倒れちまったらしい
「ああ、大丈夫だよ母さん」
「本当?今日は一応学校休みなさい、お母さん連絡しとくからぁ」
なんと、こんなにピンピンしてるのに学校を休めると、なんとありがたいことだ
「悪いな母さん、お言葉に甘えさせてもらうよ」
「健康が1番大切なんだからぁ、無理しないの、今ヴェルちゃんに水持ってきてもらうから~」
ん?ヴェルちゃん?なんだそれ、うちは三人家族、たいちゃんである俺と麗子である母さんと父である尚誠、父はなおちゃんと呼ばれており...ペットの可能性を考えたが水を持ってくるあたり人の言葉を理解できるようす、悩んでもしょうがない、母さんに聞いてみよう
「か、母さん?ヴェルちゃんって...」
「たいちゃん...ヴェルちゃん忘れちゃったの...?」
涙目で言う母、やばいぞ、家の場合母を泣かせると父の鉄拳が飛んでくる
「いや、ちがうんだよ!ちょと話したいなって!!」
「ほんと...?わかった...」
そう言って母は立ち上がった、呼んでくると思った瞬間
【召喚獣!!ヴェルオルフ!!】
母の手により生み出された黒い魔法陣
そこから出てきたのは
両手サイズの犬耳の少年だった...
ああ、俺はついにおかしくなったのか…
初投稿、つたない文ですが読んで頂きありがとうございます、これから少しずつでも更新していきたいです、よろしくお願いします!