表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
997/3046

秘めた才能

 が・・質問攻めは、恵比寿の方だった。


「山下、あんた畑田さんとこの饅頭食った事あるんか?」


 のっけからそれだった。


「いや・・無いです」

「ほな、食え。ほれから、意見聞こか」


 おもむろにハンドバックから取り出したのは、先代が創作し守って来た、鶴饅と言う饅頭と、鶴羊羹・・畑田商店は、主にそれを主体にこれまでやって来た。息子である畑田俊夫は、東京の洋菓子店で修行し、パティシエとして、これからこの改築した店をやって行くつもりであるが、急逝した父、利和の味を守りたい、しかし、新しい味にも挑戦したいと言う事で、沢木に依頼したのであった。そして沢木は、恵比寿を担当者に指名した。

 途端、ヤマチューは、


「美味い!これっちゃ、美味いですわ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ