表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
992/3046

沢木の競翔

「おほ・・松竜号とは大きい名前じゃあ・・そやきんど、秋のこれまでの全レース優勝しとる逸鳩やきんな、それは名は体を現す」


 口々に、形容するその姿は、ビロードのように艶やかな羽毛で猛禽類のような鋭い眼、圧倒するような大きな体。数々の銘鳩、俊鳩が誕生している夜風系にあっても、その名にふさわしい鳩と誰もが認めた。


「そやきんど、当日帰還・・3割で・・わしも、やっぱり敬遠したいわ。吹田は」


 そんな声があちこちに充ちていた。勿論肯定派も拓さんいる。議論が熱中した。


「まあ、明日じゃ・・天気も回復するしの。明日に戻んて来たら、今度は10日あるきん、大江八幡300キロレースまでは」


 サラリーマンの数が、圧倒的な現在の状況では、打刻出来た者が少なかった。当日戻って来たとゴム輪を持参する鳩舎が圧倒的。


「ここらも何とかせないかんのう・・」


 松本達幹部もそう呟いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ