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由香里と勇次

 念押しされる八重子の言葉に、少し苛立ったトーンで洋司は答えた。由香里の天性の物怖じしない性格は、八重子の性質を受け継いだのかも知れない。


「あ!来た!おいやんじゃ」


 窓外をずうっと眺めていた由香里が、声を上げると促されるように、洋司と八重子が玄関に出る。


「どうも・・申し訳ありません。わざわざおいで下さいまして」


 必要以上に洋司の堅苦しい表情と挨拶だった。

 車から降りた松本が、にこりと笑う。


「はは・・そなん堅苦しゅう挨拶してくれんでもええ。この鳩はわしの家族じゃ。ほんで、同じ家族の由香里ちゃんにこれから預けて飼うて貰うんじゃ。それだけのこっちゃきん」


 その優しい眼差し、自然な応対。洋司はその人となりに、この人は信用出来る人だと、瞬時に感じた。そして、安心したのであった。

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