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沢木の競翔

 いやいや・・喧喧諤諤・・放鳩地については、競翔家それぞれ一言持っている。最大の理由は、この時代には本州との橋が今最終の工事中で、未だ開通して居ないと言う事で、経費が掛かる為そう言う放鳩地になっているのだ。これも、現実的な問題である。

 秋山がぽつんと言う。


「沢木さんは、鳴門100キロ、明石150キロには参加したわな。と、なると吹田200キロは帰還コースにならんと言う根拠が存在するん違うかいね。わし、鳴門100キロレースすんじゃったら、淡路島100キロレースが妥当じゃと前から思いよった。相生150キロレースは、吹田200キロレースの失踪鳩を少のうする為に考案された帰還地じゃろ?松本さんの発案だったわいね、確か」


 一瞬場がしんとなった。現副会長で、来年総会時には会長になる松本発案と聞いては、口が滑ったと思う者が居たからだ。無論、松本は、意見は意見としてちゃんと聞く耳は持つ人物なので、そんな言葉は全く気にしていなかったが・・。

 秋山は続ける。

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