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沢木の競翔

 真価を問われるのは200キロレース。誰もが思っている。沢木が不在と言う事で、日頃良く思わない連中は、声高く彼の悪口を言っている。中堅・若手連中にも疑問を投げかける者も居るが、相澤と言うベテラン競翔家が、


「ほういや、思い出した。沢木は30年前から一切吹田200キロレースは不参加じゃった」

「え?何でな、相澤さん」


 とりや、秋山が中心に聞く。


「吹田放鳩は、無意味じゃ言うんよ。大江八幡市から、吹田は帰還コースにならん言うての」

「ほんでも・・そなな根拠は無かろ?」


 とりが言うと、他の者も言う。


「ほうよ・・誰っちゃほなん事確かめた訳違うきんな・・ほんで、もう何十年もここでやんじょる。それだけの実績もあるん違うん?」

「確かに・・何十年もやって、それだけの歴史もある」

「いや、わしは鳴門100キロレースから、相生150キロレースに行くんが納得出来ん。鳴門やるんだったら、淡路島とか、明石が定石違うんかいね」

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