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沢木の競翔

「おう、飲み屋で酔い潰れとるわしに話掛けて来て、絵見せた。言われた言葉がほれよ。自分で2年掛けてどうにか、出来たデザインがその絵じゃった。わしは、死のか思うた。本気で」

「きっつう・・それはきついですわ」


 ヤマチューも、山根が突然喋りかけた会話に、自分もシンクロした。


「ほやきんど、社長はこう言うたんじゃ。あんた、ひょっとして車には、あんまり興味無かったん違うかいな?このデザインの車に乗って、自分が走りたい思うな?わし・・どきっとした。ほんで、又聞かれた。あんた、自分が今没頭しとるとか、興味あるとか、どなな事でもええ、好きな事無いかいな?と」

「ほんで・・?」


 昼休みは過ぎたが、山根は施主さんに了解貰って来るからちょっと待っとれと言い、工事現場事務所に戻り、しばらくして戻って来る。手には図案が握られていた。

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