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今日の一歩

「親父はな、人が一生懸命にやって結果が出んでも、その事には、絶対に卑下したり怒ったりせん。そやきんど、適当に手抜いたり怠けよったら、容赦せん。よう怒られたわ。今でもそうやきんどな」

「じゅんおっちゃん見たいに優しい人居らん。うちな・・うちな・・」


 由香里の瞼が真っ赤になる。


「ほら、すぐ泣く。由香里・・親父は幸せじゃわな。こなん考えてくれる娘が居るんじゃきん。ほんまに、クリスマス・・家に戻れるとええな」


 環は、計画している「白城」のパーティーの事は言わなかったが、そうなると最高だなとも思った。少なくても、今の由香里を見たら、心配してくれている皆が喜ぶだろう。何よりも、よおおっちゃん、八重おばちゃんがきっと泣くだろうな・・と。環はそれから何かを思い出し、少し病室を離れた。

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