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燧灘競翔連合会

 噛み殺したような、とても本気で笑っているような顔では無いし、嫌な笑い声である。沢木は、ふんと鼻を鳴らし、


「けどな、この2点・・先に見て貰うわ。あんた何ぼで買うんじゃ?」

「どれどれ・・はっはあ・・で?沢木さん、何ぼで売りたいんかいね?」

「聞いとんはわしじゃ。まあ、300万円でええわ。燕の絵は伊藤若冲じゃ。200万円下らんじゃろ?」

「あんた、知識あるんは知っとる。そうじゃきんど、伊藤若冲は、ほんまの絵師と違うんじゃきん、そなな格は無いで、実際。50万円なら引き取るわね」

「あんた・・それ偽物じゃ言うて5万円の値つけたくせに・・呆れるわ」

「きひひ・まあまあ・・絵の分からん人間には、骨董品は値打ち無い。千林さんも、山並さんも一緒じゃわい。で・・長沢芦雪・・晩年の絵・・あんた250万円の値つける言うんかいな」

「奇想絵師と言われとる。博物館に展示するような明るい作品と違うて、これこそ上山会3代目、上野さんに売ったらどないで。ほんで、千林さんにその金返したらどななんかいね、え?あんた」

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