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燧灘競翔連合会
「あんな、ちょっと聞いてな。大きい声では言えんのじゃけど、未だ気は早いきんど、【白城】オープン半年を記念して、パーティーを開く言う話になんじょんよ。うちな、この店に美里さん呼ぼ思いよんじゃよ。どななな?」
ヤマチューが即反応。
「えっ!ほれ、凄いで無いかいね、環さん。わし、大賛成!」
とりも、賛成した。
「ほんならな、店が一杯になっても30人が限度じゃきん、貸切で招待客だけにしよ思うんよ。ここの3人と、常連さんだけに絞らせて貰うきんど、ええな?」
一応は頷いたものの、ヤマチューが少し考えている。
「あの・・あんな有名な人を身内だけ言うんは・・ちょっと辛いもんあるんと違うな?わし、ほれなら藍川牧場に来て貰うたら、どななか思うんじゃきんど・・」
環は、
「それは、それで後日でえん違うな?ヤマチュー君。まあ、うちにほんなら任せてつか。ええな、今はここだけにしとってよ、この話」
「あ・・うん」




