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燧灘競翔連合会

「あのの・・」


 とりが苦笑いしながら、ヤマチューに耳打ちすると、彼は大きく頷いた。


「そう、そうなんですわ。わしも心配しよったんですわ。社長の猛烈さは分かっとりますきんど、ほんま朝から電話が鳴りっぱなし、書面は山見たいにあるし、事務所で応対もあるんじゃきん、その上今藍川牧場には、県の視察ちゅうて県会議員連中やら、県の観光課の役人が来て、てんやわんやなんですきんね。社長はその上に、夜も色々商店街の連中と会合に出よるんじゃきん。善さんも心配しとったんです」

「ほうか・・のう、ヤマチュー・・お前とわしは、沢木さんから競翔連合会の若手のリーダーになれ言うて頼まれとる。自分等で出来る事はやって見んか、それこそ沢木さんの負担を減らす事になるじゃろが?お前は未だ仕事では、助けにならんのじゃきん」

「分かったですわ。カトちゃんもええな?手伝うてや?、ヒデにも声掛けるきん」


 加藤は黙って頷く。

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