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燧灘競翔連合会

 土居が少し眼を吊り上げた。反論するのかと身構えたのだ。浜田が少し慌てたように、手を振りながら、


「あ・・ そなん事違う・・競翔連合会でもそうやきんど、皆・ちょっとじゅんを頼り過ぎて無いな?無論わしもじゃきんど・・そなん一人の人間があれやこれや出来る訳無いで。倒れやせんか思うて・・わしゃ、最近の短い間しか分かっとらんきんど。アドバイスは知恵のある者から貰うたらええ。そやきんど・・動くんは自分で?土居さん」

「あ・・」


 土居は気付いた。そう言えば、元気そうには見えるが、時折沢木は、腰を擦ったり、伸ばしたりしている。腰が少し悪いのだとは聞いた事があるからだ。


「浜・・分かった。お前の言う通りじゃ。整体師の三川ちゅうんが居るきん、ちょっと頼んで貰うわ」


 土居は、この話を住吉にも持ち出した。住吉も大きく頷き、松本、山部にも告げる。


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