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燧灘競翔連合会
「えっ・・永川ちゃん、V・ロビンソン系じゃったん?知らんかったわ」
続木が言うと、他の4人も余り知らなかったようで、同じく驚いた。
沢木が、
「そう言うの、無管理言うんよ、永川君。他の皆も、続木君位の餌やりでもう一回やって見?これまでとは違うて来る筈よ。それぞれ種鳩は、ええ血筋の飼うとる。 飼い主が大人しいんはかまへんきんど、もっと競翔に対してはアグレッシブにやらんとの、若手連中にやられてしまうど。少のうても加藤君や、ヤマチューは、 ずっと先に居るわ、君等より。競翔は・・朝の餌やりから始まるんじゃ。もう一回考えて見?の?」
「はい!」
優しい表情で諭した沢木に、5人は今まで何でそんな事も気付かなかったのかと、反省しながら、沢木に礼を言って帰って行った。
そんな沢木は、洋司に大しては、
「で?よおちゃんとこ何分に戻ったぞ?」
「え?はは、じゅんさん・・・今日は帰舎やか関係無い言うたで無いな・・」
沢木も笑いながら、




