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燧灘競翔連合会

「大体分かった。この5人の中で今日一番早い帰舎したんは、続木君で無いか?それは入舎した時間で言うきんどの。5人ともそれぞれ距離は違うきんど、住所から見ても続木君とこは実距離68キロ前後。帰舎したんは、AM6時40分頃・・分速にして1700メートル位じゃわの?違うかいの?」

「ええっ!何で分かるんかいね、そなな事まで・・そ、その通りですきんど・・」


 続木は、小さい体を伸ばすように驚いて言った。他4人は絶句している。ここまで天才競翔家は推理出来るのかとびっくりしたのである。


「何・・びっくりせんでもええわ。ほなこの中で一番どんべ言うたろ、ははは。永川君とこじゃ。君んとこは、ほなな時間に起きて餌たっぷりやって・・ほれから自由舎外じゃろ?直線距離で52キロ、この5人の中で一番近い筈じゃが、一番帰舎が遅い・・7時半か?8時か?」

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