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燧灘競翔連合会

 かいちとヤマチューは同じ年である。ただ、かいちはヤマチューとは殆ど付き合いは無かった。特に仲が悪いとかそう言う事では無い。人にはそれぞれ相性と言うものがある、そう言う事に過ぎない話だ。


「へえ・・面白いな、それ」


 受川は23歳。かいちとはそう言う事で、昔からの知己であり、仲が良い。かいちも最近は殆ど受川と付き合っている。


「現役の選手鳩を譲り受けて、それを使翔するっちゃ、難しいわなあ」


 それは、その通り。この集まりの中で皆が頷く。

 かいちが言う。


「ヤマチュー、今沢木さんとこの社員になっとるらしいで」

「へえっ・・醤油屋辞めたんかいな」

「今大型店がどんどん出来よるじゃろ、東予市の商店街もこぞって反対しとるきんど、その流れは止らんし・・日曜日でもシャッターの降りとる店増えて来たわのう。ヤマチューの働いとったとこも、かなり売り上げ落ちとったらしいわ」

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