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燧灘競翔連合会
「自分では、やっと2回目のレースになるきんど、春の鳩と比べたら、やや小振りかも知れんとは思うんよ。西条さんに今見て貰いよった」
「そうですかあ・・」
三鍋が、
「工藤ちゃん、聞いたで・・何かえらいベルギーの鳩導入しよとしとるらしいで無いかい」
西条が工藤の顔を見上げた。
「ベルギー?・・オークションで買うんかいの?工藤」
「え・・はあ・・」
工藤が早い情報に、少し驚きながら答えると、
「やるのう・・わしも最近、興味があるんじゃ。関西の方ではファンネ系とかファンブリアーナ系が最近大活躍しとるきんのう」
そこで、鳩談義が始まった。競翔家同士、すぐに老若男女その垣根は無く、話が弾んで行く。
山部の所は黒だかり。当然白川系を見られるこの機会は、注目の的である。旭の所にも大勢集まった。強豪鳩舎は、その存在だけでもオーラを放っている。




