表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
905/3046

沢木リフォーム会社

「藍川君、凄いヒントを貰うたのう・・その発想が違うんよ、この甲斐田さんは。どんどん増産して、会社の規模を大きいにする事を考えるんが、普通の経営者。又銀行も勝ち馬に乗れで、どんどん融資もするわいの。そやきんど、やっぱり時代に乗った頭でっかちで、中身すーすーのもんは消えて行く。この甲斐田さんとこは、 営業マンが料理を作り、レストランの厨房で実際に、アピールしたり、色んな要求を聞きながら、自社製品のアイデアにしとる。こう言う会社こそ地に足ついたと言うんじゃわ・。藍川農場でも勿論、甲斐田さんとこのたれを使うし、燧馬の繁殖、保存もやって行く。バターもまだまだこれからじゃあ。独自のもんも作らにゃのう」

「はい!」


 藍川夫妻は力強く答えた。甲斐田は、ある程度現在の改築が出来て来た段階で、社員を数名ここに派遣すると言う。つまり、この藍川牧場の最大のオーナーこそが、甲斐田なのであった。

 ここでも、沢木のスケールの大きい企業家としての才能は、どんどんその根を養っていた。


 そして、新登録された燧灘競翔連合会は、正会員数178名、准会員数24名、賛助会員数9名でスタートしたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ