表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
904/3046

沢木リフォーム会社

「藍川君、そこじゃ。君はええもんを作ったら、客はそれで満足して買うじゃろと言う発想じゃ。そやきんど、そこをもうちょっと考えないかん・・分かるかいな?そこが」


 その答えは、全く食に関しては、素人である善さんが答えたのだった。


「ははあ・・、社長はん、何と無うわしは言うてる事分かりますわ。レストランちゅうたって、様々な食材を使いよる。肉にしたって、今日持って来てくれはったんは、 オーストラリア産の牛肉や。つまり食材ちゅうのんは、アメリカ牛あり、国産牛あり様々やわね。一般向け言うんは、あまねく誰もが手を伸ばそうと思うようなもんが必要。そやけど、業務用言うんは、使う食材によって、全部変える言う事やろかな?わしは家具職人で部外者ではあるけど、一つ一つオーダーメイドの家具ちゅうんを作って来た根本ゆうのは、そう言う事にあるんですわ」


 甲斐田は愉快そうに笑った。


「そう!その通りですわ!善さん!聞けば、日本一の家具職人と言う事を沢木君からも聞いてますが、まさしく我が社は、客のニーズに合わせて、全てのたれを変えるつもりですきん」


 沢木が笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ