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沢木リフォーム会社

「こらこら・・はは、ヤマチューはしょう無い奴じゃ。ほんでも、今日は甘えて見よか、有機栽培の野菜もある。アルコールはいかんきんど、よう冷えた麦茶もあるきんの」


 はははは・・・にぎやかな笑いと共に、甲斐田の話が面白くて、そしてユニークで、善さんも又笑った。圭さんとは、善さんも数十年来の知己のように、親しくこの短期間でなって居り、話は遅くまで続いた。

 その試作品の焼肉のたれこそ、甲斐田の会社のメイン商品となり、急速に伸びる大ヒットになるのであった。


「このたれを朝から晩まで口に入れては、あかん、こうじゃ、違う、今度は・ちゅうてやりよる訳ですわ、しまいには、口の中が痺れてしもうて、味やか分からんようになる。そこで、今度は従業員にたれを試食させては、又改良し、今度は会社の中に実際外部の消費者を招いて試食して貰う訳です。当然同業他社の製品名も、伏せて試食して貰うんじゃきんどね、その中で8割以上の支持が無いと製品にはせん。わしんとこは、業務用として実際にレストランで使うて貰う分 と、一般的にスーパーで並ぶ商品と、両方やんじょるきんね、同じもんではいかんのです」


 その話に、藍川が少し質問した。


「あの・・業務用と一般用で違うと言うのは・・?」

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