表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
874/3046

沢木リフォーム会社

 微塵の私心の無い、短く、力強い言葉は、会員達に反対の言葉を消滅させた。これが沢木なのである。

 沢木が陰で策謀を巡らせ、連合会を変な方向に走らせようとしている・・そんな声が幾つか聞こえて来た。

 西条が、乱暴で強引な言い方になったのは、そう言う事も含まれていたのである。しかし、沢木は更に会員達を納得させるべき資料を、この場で提出したのだった。

 それは、競翔連合会後援会と言う新たな組織であった。競翔と言う枠内だけ、又周囲の同意も得られない孤立した趣味の会は、外部と言う壁を作ってしまう。競翔を身近に周囲に感じて貰い、色んなイベントを行う事によって、その裾野を広げようと言う企画案であった。既に賛助企業、競翔に関する輸送を申し出ている運送会社もあると言う事で、改めて沢木と言う人物が、どれだけこの短期間に競翔界の為に奔走しているのかも、この場で分かったのである。

 それだけ、大きな行動力で持って、周囲を納得させるだけの準備をし、沢木はこの2連合会の合併や、様々な周囲の土壌すら改良の視野に入れながら、この世界に戻って来たのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ