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沢木リフォーム会社
しかし、その言葉に対し、誠に強い言葉で西条がこう言った。それもいきなり2者択一を迫るものだった。
「長谷川君、君は合併に反対なんか?賛成なんか?」
「え・・?」
少しざわざわとした会場がしんとなる。
「この総会は、だから急遽だったにしても、これまでも合同開催して来たレースを、今期700キロレースまでやろうと言う気運の中で、単独開催が難しい言う事で、四国連盟でも色んな提案が出とる。その中の一つの流れに過ぎん。反対の者は手を挙げてくれよ、ここで」
長谷川が少し眼を吊り上げながら、
「ちょ・待って下さいよ。この場でいきなり賛否の決を取るんは、余りにも早急で皆を集めたのは、事務上の手続きの為の義務的開催で、非常にそれは強引じゃ無いですか、そう言う事を言っているんですわ」
西条が更に語気を強めながら、




