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由香里と勇次

 かーおいちゃん事川滝は、鳩翔歴50年に迫る大ベテランであり、東予連合会の最古参だ。少し驚いた顔をしたが、すぐ、


「ほうか・・由香里ちゃんも、香月博士見たいな洞察力の持ち主じゃのう・・この前松本君もそなな事言うとった。この鳩がそわそわでもしとったんで、そう思うたんか?」

「うん・・この子、きょろきょろしとって、ちょびっと淋しそうに見えたきん」


 その由香里の話は、あっと言う間に会員達に広がって行く。その時、小学校3、4年生になる原、大川、川関がじゃれあいながら由香里にぶつかった。


「きゃあ!」


 由香里の車椅子が横倒しになる。


「あ!こら!原!大川、川関の馬鹿たれが!」


 かーおいちゃんが、怒鳴る間に、すぐ車椅子を起こしたのは、とりさん事妻鳥だった。


「大丈夫か・・?」

「あ、うん。びっくりしたきんどな」

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