表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/3046

由香里と勇次

 大道は、サッカー部の花形エースストライカーで、当時大変人気があった男だ。今は高校を卒業して、家業である造園業を手伝っているとかで、当時と変わらぬ日焼けした黒い顔だった。

 そして、彼は、当時陸上部だった由香里に好意を寄せていた事がある・ここで・2人に沈黙が続く。

 ぼつぼつ、会員達が集まって来た。


「あ!由香里ちゃん、もう来とったんか」


 ター君と呼ぶ事になった石川がにこにこして近寄ると、ヒデ君と呼ぶ大道が少し離れた。

 ヤマチューも、かーおいちゃんも、とりさんも。もう、すっかり皆の人気者になって、由香里は色んな鳩を触らせて貰っていた。

 そんな中で、由香里が一羽の鳩を手にした時、


「あ・・この子(鳩)早ううちへ帰りたいってゆうて泣いとるわ」


 近くに居たヤマチュー、ヒデ君が眼を丸くした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ