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白城(びゃくじょう)

 特殊公的機関であるS工大の果たしている役目・・それは、国家的レベルで超最先端の医療・科学分野に到っている。国公立大学は、その下部の機関に相当する。その最高機関にあって、世界的な博士と称される二人と、更に由香里に装着した器具は、現代の民間レベルでは到達し得ない、超の上に超が付く最先端マイクロチップが搭載されていた。発明者は、*SF編(この6幕終了後公開予定)に出て来る、天才工学博士である合田であった。砂原の焦りは、充分に納得出来よう。それが、民間に近いような準公的病院に?その疑問はしかし、そこでも関係者以外が立ち入れぬ厳戒体制が敷かれている事で、少し納得した。

 つまり、今の国公立大学がその粋を集めても到達し得ないレベルに、S工大はあると言う事だ。そして国家的レベルの中で、様々な活動をやっている、その一例が佐々木由香里と言うクランケだ。

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