表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
770/3046

白城(びゃくじょう)

 副院長である、山岡が、


「こう考えられませんか?砂原博士。S工大が、何かの使命を受けて極秘裏にこのような動きをするからには、むしろ愛媛大学や、この三観総合病院を利用してくれただけでも光栄であるし、即ち今後も何か、S工大と繋がるものを与えてくれたのだと。全国に無数にある大学病院や、公立病院において昨今様々な機会で、S工大の実験と言えば御幣が生じるが、最先端医療が現場サイドに進められている。その中でも特に今回は著名なお二人の名が挙がっている訳ですから。今は、提供を受けるだけで満足と言う事で納得しませんか?お互いに・・」


 そうかも知れないな・・少し功に逸り焦っていた自分に、砂原も気づいた。そうだ、足がかりをつけられただけで、今後もこう言うクランケがある可能性が高いのだ。砂原は、由香里を搬送した特別車で愛媛大学に戻って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ