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白城(びゃくじょう)

「・・合点が未だ行かないです。これからの重要なリハビリをどうやって?治療法も無い、日本初・・いえ、世界初かも知れない超最先端手術であり、その後の治療リハビリなのですよ、この佐々木さんの例は」

「残念ながら、我々もその手術の内容は知らされて無いんです。しかし、S工大から詳細なリハビリメニューが届き、極秘のスタッフで行う予定ですから」

「・・S工大が?何で・・?」


 砂原は、やはり納得出来なかった。


「聞きたいのは我々もそうですわ、砂原博士」


 喜多川と言う外科部長が、苦々しい顔をしながら言い、言葉を続ける。


「まるで脈路も無しだ。我々医師にカルテも見せない。リハビリのメンバーすら指名する。一体全体・・国賓並みの待遇ですわ、このクランケは・。全てシャットアウトですからね、通路は関係者以外入る事も許されんのですから・・ふふ・・」


 半場ヤケ気味に、無理に笑い顔をしようとする喜多川の口が歪んだ。

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