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白城(びゃくじょう)
「こら、俵・・夢でも見ていたのか?」
担任の先生が笑う。時々清治の能力は、予知能力だったり、危険な出来事を未然に防ぐ為それを回避させたり、天気予報を的中させたりと、周囲が気付かない程度には発揮していた。この頃から清治の能力は、飛躍的に高まって行くのであった。
「済みません、考え事してたんで」
ぺろっと舌を出す清治。クラスでも明るい人気者であった。誰からも愛される少年に育っていた。
清治は、先日四国に行ったものの、由香里の存在は分かっていたが、その意識レベルでのコンタクトは全く取れていなかった。それが、今、由香里と繋がったと言う言葉であった。
3者3様・・しかし、このトライアングルの関係は、当に今出来ようとしていた。
まさか・・俵清治まで繋がる次元だとは、展開は全く予想すら出来ない。
そして、次々に連鎖が起きて行く。連鎖の波動は、沢木周辺に飛び火して行くが如く・・
由香里の転院の日が決まった。




