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白城(びゃくじょう)

「分かりました・・けど、総師長・・先ほども、山辺主任の方から何かあったようですが?」


 山辺は、正論を述べたつもりだったが、余りにもぴしゃっと白川総師長に言われて、岩瀬からそのまま伝え聞き、ショックを受けている様子。詰所で泣いていたと言う事だった。


「津島さん、貴女も聞きたい事がありますか?」

「いえ・・ありません」


 津島は言葉少なく頭を下げると、今度は、環がしばらくして入室して来た。

 白川は、環に、


「大事なプロジェクトを指名されたわ、貴女にって。余程の事が無い限り、個人に2人の担当がつくなんて事は無い筈だから、私は、その命に従って粛々と動くだけ。環さんもそれで無くても津島師長とは、日頃からも折り合いが悪いんだけど、その心構えでも聞いとこうか?」


 環はにこりとして、


「私は、自分の役割を忠実に実行するだけです。それは、どんな師長さんが上であろうと関係は無いです。でも津島師長さんは優秀な方ですから」

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