表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/3046

由香里と勇次

「近頃は、便利になったもんじゃ、さっき、由香里ちゃんを見よったら、車の運転も自分で出来よるし、自分一人でちゃんとやれるちゅうて感心しとった。ほんじゃきんどの、何で又競翔ちゅうもんをやる気になったんか、教えてくれんか?今日も皆の年を聞きながら紹介したきんどの、殆ど大半の者は、小学生頃に鳩飼いよった連中じゃ、50歳前後、それ以上の年の者が圧倒的に多いんじゃ・・何を意味するか・・それは、競翔ちゅうんは、もう若者には身近なもんじゃ無いちゅう時代やきん・・」


 由香里は、以前松本に話した通り、川滝に説明した。若い娘が、競翔をやる・・それも身体にハンディを背負いながら、どうしてそんなものに興味を抱いたのか・・それが川滝には疑問だったのだ。由香里は松本に聞かれた疑問と同じだと思い、自分の考えを伝えたのだった。

 川滝は大きく頷いた。


「そうか・・そう言う気持ちで入会したんじゃな・・よう分かった。香月博士と松本君が間接的であれ、鎌足さん言う、地元の競翔家と縁があっての事じゃ。わし等長老にとっても、由香里ちゃんは、孫同然。何時でも相談してくれの、ええの」

「有難う御座います」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ