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白城(びゃくじょう)

「どうじゃ?自分の内にあった思わぬ能力が顔を出した気分は」


 え・・?佐々木夫妻が顔を見合わせた。ところが由香里はにこりとして、


「うん・・うち今まで自分の予知能力とか、霊感とか否定しとった・・きんど、今は何となく自分の中からそんなものがあるんかな・・・とか思うようになった。そやってね、じゅんおっちゃん見たいな人やら、香月博士見たいな凄い人達が現実に居るんじゃもん。うち見たいな勘だけの者と違うて、それこそ特殊な本物の能力じゃと思っとるしな・・うち、今自分の足が戻って来たと感じとる」

「ほうか・・わしやって、由香里ちゃんの不思議な能力を、半分のとこは否定しとった。そやきんど、考古学の脇坂博士に会うたあたりから、世には色んな才能がある人間が一杯居るちゅう話やら、香月博士見たいな天才と呼ばれる博士達が、この時代には拓さん集結しとるような気がする。何か分からんけど、由香里ちゃんも繋がっとるんかも知れんのう、脇坂博士、香月博士の言う俵少年とも・・」

「あの・・」


 洋司が聞く


「何の話ですか・・じゅんさん?」


 沢木は笑った。

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