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由香里と勇次

 由香里が・・


「ほな、うち、山下さんの事、ヤマチューさんって呼ぶわ、かまへん?」

「あ・・ほうか!。ええで、ええで。ヤマチューで。ははは」


 石川は正と言う本名なので、ター君と呼ぶ事になった。明るい2人に囲まれて、由香里はすぐ雰囲気に溶け込んで行くが、妻鳥は由香里達に視線を送りながらも、なかなかその輪の中に入って行けなかった。

 午前中で解散となり、それぞれが帰って行った後で、最長老の川滝、妻鳥、そして由香里が松本宅に残っていた。松本の提案で出前の蕎麦を注文して、もう少し連合会の事情を由香里に説明しようと言う事であった。あれ程何時もはぺらぺら喋る妻鳥が、何故かこの日は余り喋ろうとはしなかった。川滝が、


「のう、由香里ちゃんよ。わしゃ、孫が6人。曾孫が3人居る。古い人間で、もの言う事もよう知らんきん、気に障ったら、堪えてくれ・・の?」

「え・・はい」

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