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白城(びゃくじょう)

「それは、貴女が自分の都合の良い解釈で、捻じ曲げて来た論理と理解すればええんですな?はは。TPO、相手によっても変わると。成程なあ・・まあ、この相談をして助かった、幸せになったと思うもんが居るんじゃから、これ以上貴女と言葉のやりとりをしても無駄。そやきんど、1つだけ言うとくわ。あんた・・もうちょっと歴史と、書物の引用を正確にした方がええですな」


 村本は、このすさまじいバトルのテープを工藤から秋山に渡されて、3人が聞いた。しかし、それを聞いた秋山は、


「やっぱり、この沢木さんとは距離開けとった方がええ。わし等のレベルでは到底ついていけんし、親父も言うとる。ありゃあ、特別の男じゃ、下手に触ったら大火傷するわちゅうて」


 その沢木が自分の所を訪ねて来るとは・・村本は、香月、東神原連合会の四天王と呼ばれる佐野まで同行して来た訳が、さっぱり分からなかったのである。


「どうした?村本君・・びっくりさせたようなきん、ほな、単刀直入に言うわ。この佐野君が連れて来た鳩見てや、まず」

「あ・・はあ・・」


 いぶかりながらも、寡黙な村本が、佐野の鳩を手渡され受け取った途端・・


「うお・・これは・・ひょっとして、若鳩1000キロ総合優勝したあの?」


 それには、思わず3人も顔を見合わせる。


「そうじゃ・・エース号じゃ。よう知っとったのう、村本君」

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