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白城(びゃくじょう)

 沢木が、


「こりゃあ・・四国の競翔を変えるかも知れん・・」


 その言葉に、


「あの・・良ければ、僕にその鳩達を見られた感想を教えて貰えませんか?」


 佐野が聞いた。沢木は即、もう一羽の鳩を見つめながら


「その前に・・佐野君。そちらの鳩を見せて貰えんかいね?親鳩じゃきんど、一種独特の雰囲気がある」


 香月と佐野は顔を見合わせた。これが、四国の天才競翔家と言われる人・・佐野はその鳩を差し出した。

 更に険しい顔になって沢木は、熱心に触診するとバスケットに戻し、そして・・


「ど偉い鳩じゃあ・・この鳩、佐野君とこのエースかいね?中原さんとこのV・ロビンソン系の集大成のような鳩じゃ」


 佐野が、


「沢木さんは、聞きしに勝る方ですね・・一目で当ててしまわれた・・はい、そうです。佐野エース号と言う次世代の種鳩候補です・・いえ、でしたが・・」


 佐野の言葉を聞くまでも無く、沢木はこう答える。

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