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変化する日常

 松本が言うと、


「今日、こなん高名な3人がこの田舎の弱小連合会においでてくれて、まあ肝を潰したもんも居るじゃろうし、この席ではちょっと引いたもんも居ると思いますわ。こなな席じゃのに今は10人ばの人間になってしもた。ちょびっと残念に思います」


 沢木が、


「それは、わし等もちょっと悪かったわの。突然じゃったし、それも競翔の最中の事やきん、多分、思うに皆は、今日はおいさんに磯川さん達も用事、話があって来たと感じたんちゃうか?」


 それは、西条や、旭、ヤマチュー、加藤も頷いているし、磯川達も互いに顔を見合わせていた。


「ほな・・わし、続き言わせて貰いますわ。こないだ・・沢木さんとこお邪魔して今さっき旭さんが言われよりましたきんど、わしも同じ事考えとって、今わしが継ごうとしとる川滝系は、中距離を主体に育てて行こうと思うとります。東予連合会に日本を代表するような血統が導入されて、会員のレベルアップも、そりゃ大歓迎する所ではありますきんど、おいさんが言われよった古うからの会員や、金の無い学生、最近は姿も見せん小学生3人やら、わし等は、もっと若い世代やら学生競翔家も育てていかないかんと思います。沢木さんの言われる事はよう理解しとります。600キロレースもおいさん、住吉さんがあなん骨折ってレースを増やそうと頑張っとんのに、連合会でやっと300羽余りです。それには、レベルアップが必要ちゅう論理は分かるんじゃきんど、子供やら、学生やらもっと参加出来るような事も要るんやないかいね?済みません・・生意気言うて・・」

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