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由香里と勇次
「うわ・・由香里姉ちゃん、僕に絶対触らせてな、絶対やきんな!」
「うん!勇ちゃんに連絡するからな、約束・・指きりげんまんしょ!」
微笑ましい、両家の会話の中で、この縁は偶然であったにせよ、これからお互い切れないな・・そんな印象を強く持った。人が人と出会い、そこから発生する全ての繋がりとは、相性が左右する。それは、必然と言う方向に強く導かれるような・こうして、佐々木家、三島家の付き合いは始まって行く。
その由香里に、松本から電話が入った。
春の競翔はもう始まっているのだが、丁度400キロと500キロレースの間が2週間あり、幾名かの東予連合会の仲間が寄り合うので、顔見世に来ないかと言う事であった。




