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変化する日常

 そこで少し沢木は厳しい顔になる。とりがびくっとなる。環が奥から出て来て、茶を出し、沢木からカイを自分に抱きかかえると、とりの横に並び沢木の対面に座る。


「あ・・あの・」


 とりが、沢木の表情に少し戸惑っている。


「どしたん?」


 そのとりの様子に環が聞き、沢木を見上げる。そして、


「食べんな、親父。軽食やきん、家に帰ってからゆっくり飲んだらええきん、冷めんうちに。何やら小難しい話又しよったん違うん?うちらな、これから食事に行くんやきんな」


 沢木が、


「ふうむ・・とり君。君は、既に東予連合会の幹部じゃとわしは見とるし、特別なアドバイスも必要無いと思うとった。今さっきヤマチュー君にも言うとったんじゃきんど、君は今の自分の鳩舎をどう見とる?川滝さんとこの種鳩も来とる訳やきんど・・」


 環が、


「ほら・・やっぱりそなな話になった。さあ、早う食べてや、それ」

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