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変化する日常
「ほんで、ヤマチュー君はこの血統をどう自分で見とる？つまりどこに重きを置いて、ええとこ、悪いとこ・・色々あるわの？完璧な競翔鳩っちゃ居らんのやきん」
「あ・・はあ。この系統は、筋肉が柔らこうて、長距離向きのタイプですきん、全体的バランスもやや横タイプで主翼と竜骨が長い。眼は柿眼やきんど反応が良うて、副翼が広いです」
沢木は笑った。
「はは・・ええとこばっかり言うたのう。ほな、悪いとこはどこぞ？」
「あの・・わしが見てもそなん悪いとこは無いです。どこをとっても優秀な血統じゃと思うとりますきん・・」
沢木はにこにこしながら、
