表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
657/3046

変化する日常

 自分の気持ちをどう言うにしても、それは正直な二人の気持ちであろう。本音なんて、純粋に沢木を慕い、信頼している二人に何を隠す言葉もあろうか、環は由香里からカイを手渡され、父沢木に言う。


「親父・・何を聞きたいんな?二人に。黙っとっても分からんで」


 少し強い調子で環は父に言うと、


「済まん、わしが聞きたかったんは、これから起きる色んな出来事も・・二人が許容してくれるかと言う事だったんじゃ。わしはの・・この閃竜号の素質を稚内GN1400キロメートルレースで当日戻れる鳩に育てたい、鍛えたい・・そなん思うんじゃ。それは、常軌を逸した事じゃろうと思うきんど、閃竜号を使翔するっちゅうんは、わしの役目や無いかと思うとる。競翔家は、言うまでも無う競翔鳩を育てる事じゃ。わしは、過去その競翔家になれんと背を向けてしもうた・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ