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変化する日常

「上に行こか・・」


 沢木の表情はやや硬かったものの、何時もの優しい眼だった。少し安心した、洋司も由香里も・・環がぽつっと言う。


「人間の100分の1しか無い体重の小動物・・実証の無い世界で、実験やか出来んわな・」


 少しはっとした由香里だった。そこに父沢木の苦悩が隠されていると、環は暗に二人に伝えたかったのだろう。それでも、何故閃竜号を使翔すると言うのか・・疑問は未だ残っている。

 少し改良したと言う業務用エレベーターに由香里と環を乗せて、沢木と洋司は階段から歩いて屋上に・・


「うわあ・・ここ凄いな、環姉ちゃん。裏は田畑になっとって、海が凄い近う見える」


 由香里が声を上げた。洋司も階段から屋上に、


「うお!」


 同じく声を上げるが、洋司が声を上げたのは、ピラミッド型の奇抜な形の鳩舎であった。

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