表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
639/3046

変化する日常

「わはは」


 手土産を一杯抱えて沢木が現れた。途端に笑い声が満ちる。その存在こそ、若い釣り人が今なお慕う沢木と言う人物なのである。


「じゅんさん、何時こっち戻って来たんな?」


 洋司が尋ねる。


「一昨日の晩じゃ、突然戻んたちゅうて、嫁はんが、慌てる、慌てる。仕度もなんちゃ出来て無いちゅうての。そななん、わしは何時ものこっちゃわ。連絡もせんきんの」

「はは」


 洋司が笑う。

 八重子が、


「じゅんさん、長い事お疲れ様でした。」


 沢木が、


「おう・・これよ。の?うちの奴はこなな言葉いっちょも言うてくれん。八重ちゃんにそう言われたら、たまらん位嬉しいで。おおきに。ははは」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ