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変化する日常

「人間ちゃの、生まれた時から持って生まれた分ちゅうんがある。なんぼ高望みしよっても、所詮は運、不運もあるきんど、その持っとる人間の分・・器で決まって行くわの?」

「はあ・・」


 洋司には、全くその言葉の先が分からなかった。


「実はの・・じゅんのすずらん号が、これと全く同じ状況じゃった。あいつが再び競翔の世界に戻る理由は只一つ。すずらん号への思いだけじゃ」

「あ!・・ほなら、今日のレース予想は・・」


 洋司がはっとした。


「そうじゃ・・すずらん号は西の空から戻んて来た。恐らく、じゅんは、最終テストをしたんかも知れん。洋司君やきん、言うておく。じゅんを知る人間やきん、言わねばならんと思うんじゃ。朝も呼び、今も呼んだ。2歳から3歳・・もうこれからじゃ言う時にすずらん号は逝った。あいつが、すずらん号にすべき事が出来んままにのう・・。そのすずらん号の血を引いて、生まれて来たんが閃竜号じゃ。洋司君よ。あいつは、連合会の底上げすら、もう実行しようとしとる。現に、相当若手も気合が入っとるし、秋山君は、どなな経路使うとんか知らんきんど、パイロン3世号の血筋を導入しようとしとる。ほれにの、わしにもじゅんは、挑戦状を叩きつけて来たわいや」

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